知っておきたいごみの事

貧乏だと思うなら無駄をなくしてごみを減らそう

貧乏だと思うなら無駄をなくしてごみを減らそう自分は貧乏だという意識があるとできるだけ安いものを買って節約していきたいと考える傾向があります。

必要なものがあったときには最安値の製品を購入することを心がけて、少しでも高いものは避けようとする人もいるでしょう。ただ、貧乏な人ほど無駄に安いものを買ってしまっていることがよくあります。長い目で見ると余計に費用をかけて支出を増やしていることも多いので注意が必要です。

安いものを買えば、その段階での支出は抑えることができますが、壊れたり、使い勝手が悪くなったりしてしまったときには買い替えなければなりません。

古くなったものはごみとして捨ててしまい、新たに安いものを探して買うことになります。例えば、家電製品を考えてみると製品によって耐久性に違いがあります。高くても耐久性が良い製品だったら15年間は使えたのに、安いものを買ったために7年しか使えなかったらどうなるでしょうか。
耐久性が良い製品の半分以上の価格だったとしたら、損をしたとも言えます。さらに、家電製品を処分するときにはリサイクル料金を支払う必要があったり、粗大ごみ料金を納めなければならなかったりする場合も多いのが実態です。

安かったから捨ててしまおうまた、安いものを買うと捨てるハードルが低くなる問題があります。高いものを買ったときにはできるだけ大切にして長く使おうという気持ちが生まれるのが一般的です。

壊れたときにも修理して使おうと考えることが多いでしょう。しかし、安いものを買った場合には安かったから捨ててしまおうという考えになりがちです。すると安いものを買ったのと高いものを買って長く使ったのとではどちらが無駄が少なかったのかがわからなくなります。

高いものをずっと使い続けることができたら、もっと費用負担が少なくて済むことになるでしょう。さらに、安かったから捨ててしまおうと考えるとごみが増えていきます。捨てるのにもお金がかかることを考慮して、多少高くても長持ちさせたいと思うものを買った方が節約になるのです。